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:自分(ECoGを測定されているサル)と相手のどちらがエサを食べたか条件なのかを指定します.”どちらか”というのは誰が食べたのかを区別しないという意です.
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:エサを食べたのを右と左のどちらで行った条件かを指定します."誰が"を相手にした場合は相手がどちらの手でエサを食べたのかを指定することになります.”どちらか”というのはどの手で食べたのかを区別しないという意です
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:条件”エサ見せ”と”エサ置き”を基準とした時間でデータを解析します.時間はすべて500msの幅をもたせています.
 
:条件”エサ見せ”と”エサ置き”を基準とした時間でデータを解析します.時間はすべて500msの幅をもたせています.

Revision as of 15:31, 20 September 2011

Begins.png

http://begins.neurotycho.org/begins.html

Neurotycho.png

  • データについて
  1. ”Day1” のデータは下記のURLにて公開してあります.詳細はそこを参照してください. (http://neurotycho.org/social-competition-task).
  2. "Day2" のデータは"Day1"と同じ課題を別の日に行ったものです.
  3. "Sleep" 条件は別の日に行った麻酔実験の麻酔時のデータを用いてます.
この麻酔実験のデータと詳細は近々アップロードします.
  • 解析について
    • 誰が
自分(ECoGを測定されているサル)と相手のどちらがエサを食べたか条件なのかを指定します.”どちらか”というのは誰が食べたのかを区別しないという意です.
    • どの手で
エサを食べたのを右と左のどちらで行った条件かを指定します."誰が"を相手にした場合は相手がどちらの手でエサを食べたのかを指定することになります.”どちらか”というのはどの手で食べたのかを区別しないという意です
    • 時間窓
条件”エサ見せ”と”エサ置き”を基準とした時間でデータを解析します.時間はすべて500msの幅をもたせています.
  1. "エサ見せ" と "前": エサ見せの前750msから前249msまでの時間で解析をします.
  2. "エサ見せ" と "前後": エサ見せの前250msから後249msまでの時間で解析をします.
  3. "エサ見せ" と "後": エサ見せの後250msから後499msまでの時間で解析をします.
  4. "エサ置き" と "前": エサ置きの前1000msから前501msまでの時間で解析をします.
  5. "エサ置き" と "前後": エサ置きの前500msから前1msまでの時間で解析をします.サルの腕の運動が始まる時間帯です.
  6. "エサ置き" と "後": エサ置きの前後0msから後499msまでの時間で解析をします.
  • 信号 (周波数成分,バンドパワー)について
脳波を構成する成分を選択します.時間窓にFFTでパワースペクトルを求めています.
  1. "デルタ": 2 Hzのパワースペクトル.
  2. "シータ": 4 Hz から6 Hzのパワースペクトルの和
  3. "アルファ": 8 Hz から 12 Hzのパワースペクトルの和.
  4. "ベータ": 14 Hz から 28 Hzのパワースペクトルの和.
  5. "低ガンマ": 30 Hz から 58 Hzのパワースペクトルの和.ただし電源ノイズがのる 50 Hzを除く.
  6. "高ガンマ": 60 Hz から100 Hzのパワースペクトルの和..
  • 統計検定
MannWhitney テストをチャンネル毎に行います. 円の位置は電極の位置を示します.
条件を設定後,「描画」ボタンを押すと条件間で検定をかけ,以下の有意水準で有意差があったとみなせるチャンネルを色づけされます.
  1. 赤色: 条件 1 > 条件 2 (p < 0.0001).
  2. 橙色: 条件 1 > 条件 2 (p < 0.001).
  3. 水色: 条件 2 > 条件 1 (p < 0.001).
  4. 青色: 条件 2 > 条件 1 (p < 0.0001).
  • 指南書
下記のURLからダウンロードできます.
http://begins.neurotycho.org/guide_jp.pdf


  • スタッフ
    • 企画,解析: Naoya Oosugi
    • Web アプリ開発: Takaharu Matsuo
    • 実験者: Toru Yanagawa
    • 総監督: Naotaka Fujii